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他家交流

さくら

「これ、本当は桜の花から採った香りじゃないのよ」
「へぇ、そうなんだ」
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Trick or treat

「イタズラしちゃうよ?」

「うわ、何。なに、ナニ?!」

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養子さんお迎え(1026年10月~)

1026年10月。
さて今度は哀の番。


能力値で見てお涼さんを選択。

 

11月、紅音ちゃんの娘、来訪! 来訪時のスクショ撮り忘れてて、成長したデータになってます……orz
スミマセンー;;

っていうかココでまた俺屍マジックが!! この子、くれはさんちの紀代さまと顔立ち一緒じゃん!!!
何だろう、縁組させていただいた宮城家・平樹家・矢楽家・御室川家のご一族さんがホント他人とは思えません…
(御室川家は、先日リトさんとお話してて男36の双子がうちと共通点だということに今さら気付きました。縁組も決まったけどソレは後述します)

んでもって。


増築提案キター!!!!

ももも、もちろんですとも!!バーンとぉ! 殿様御殿(笑)にしちゃってくださいな。

そのためにお金貯めてたんだし(つっても相場に注ぎ込んだり、蔵の肥やしになってる槌を売り飛ばしただけなんだけどね)

紅音ちゃんに、竜音ちゃんの訓練をしてもらって、初陣の光を連れて討伐→鎮魂墓。



野分好きだなー。嵐や遥もコレ好きだったけど。ダッシュお地母もよく進言してきます。

誠はまだ後列。い、いつか紅音ちゃんみたいに強くてカッコイイ大人になれるよう、ガンバレ(笑)



あ、でも成長の数値見てると侑・雹の紙防御は改善されてるっぽい?

帰宅! そしてまたお別れが。



そして増築終了。何か、家の立替に間に合わずに立ったまま寝てたのかと思うと切ないな。

新当主は遥に。

……くれはさんちでは、ものすごく考えて悩みぬいて当主になってるのに、うちは「当主持ち回り」でスミマセン;;

何かR水月家、当主って大事な役割と言うより大江山越えた辺りから「指輪係」というか、雑用係兼・ご先祖供養係っぽいイメージなんですよね。

当主になると出撃減るのは、当主=お家で書類やなんかの討伐以外の業務をこなしつつ、討伐に行った家族を迎える役目ってイメージが。

たすきがつけられなくて困るから置いていってるわけではないですよ、決して(苦笑)。



んで、訓練結果。





おお、さすが!! 心火と体火、鹿島さんのが表出してると思えない伸びだ……紅音ちゃんありがとう!!



か、風って;; いや私(プレイヤー)の好み反映さすなら、確かに火と土切り捨てて風伸ばすけどさー。また紙防御に戻ったらどうすんだよ……。

無印鷹羽に続く、蚊の一撃と紙防御で「あたらなければ問題ない、攻撃は術併せ頼み」の「か弱く『華麗に舞い踊るように戦う』一族」になりそうな予感。SRWでもリアル系大好きだからな私。無印は陽炎強かったからソレできたけど、Rでどう出るかなー。

R水月初代の剛毅さ考えたら、武の極み・達人の戦い方よりスポ根の方が似合いそうな気もするんだけど、「可愛いものや綺麗なものが大好き」なこと考えると、槍家系がそろそろ踊り屋にチェンジもありかも。(槍家系、まだ奥義作ってないし)

 

しかし誠のお相手については。誠がそういうなら! 風系素質に優れた「紅音ちゃんみたいに強くてカッコイイお嫁さん」を探そうではないか。

というわけで、連さんちの鳴美姐さんに玉砕覚悟で申し込み。結果なんと縁談成立。というわけで、時期が来たら結魂のご報告します!

連さん、強く美しいお嬢さまをお嫁様に下さり、ありがとうございます!!

(※連さんちの五十嵐家は「風神縛り」があるので、お子を授かるのはR水月家のみです)

 

んで、哀の子が来たよー!



炎→哀と受け継がれてきた、高い火は裏側行っちゃったか……留守番増えそうだなこの子。(心水高くて家出しにくそうだし)

つかこの素質モロ、鹿島さんのが表出してるなぁ(苦笑)

女の子なら、秋津の薙刀で活躍できそうなんだけど。しかしイツ花ちゃん情報によれば「ただものじゃない目の輝きをお持ち」らしい。

 

そして、剣士である雹が亡くなったので形見分けイベント発生。





お、麻緒の剣に福ついた。三つ目のは「燃え尽きよ!」さんかな?



侑の剣、やっとで福ついたよー!多分カイナ。でも残念ながら連続攻撃は引かず。



おお!雹の剣にも福つくのか?!



鬼朱点ですねコレ。侑のヒキ弱が雹に受け継がれてなくて良かったよ(苦笑)。



でもって祭り復活の報告。

健康度の下がってる遥はお留守番しつつ、竜音ちゃんの訓練。

そういやウチ、親子討伐あんましてないなー…。無印の頃のクセで、「奥義継承終わったら引退」のイメージ引きずってるのかも。

ただ、奥義の併せは新要素だし、髪切り地獄めぐりに必須な気もするので、今後は交神スケジュール調整して親子討伐増やしたいな。

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養子さんお迎え(1026年6月~)

プレイ記録1026年6月~

来月(7月)1ヶ月で白骨城駆け上る予定なので、今度は遥に交神行って貰います。お相手はほろ酔い桜様。



 

そして当主交代イベントが。

浪、お疲れ様でした。君は頼りになる当主だったよ……(おもに小さい子に)


新当主は雹。(歳の順なので)

7月。さて白骨城!速鳥取れると良いなあ。



この「酷いよ」の言い方に感情こもりすぎてて笑った。黄川人……。

誠、デビュー戦は足です。



特注剣に、カイナの「連続攻撃」つくと良いなあ。剣士二人いるし、どっちかに付くと期待したいけど、一族80人以上見送った片瀬でも無理だったみたいだしなー。

ま、福は「ついたらラッキー」ぐらいに思っとかないと、剣士をばったばった見送らなきゃいけなくなるので(汗

 

8月。遥の息子が来た。



わ、金瞳は先祖返り? しかし人込み苦手て、嵐・遥と続いたフランクさは影を潜め、郷や剛以来の「硬派弓使い」復活の予感。

というわけで、光の訓練あるので今回の御前試合は紅音ちゃんと雹と誠で行って貰う事に。

紅音ちゃんが強いから、拳法家に当たっても大丈夫だろ。





うん。やっぱ頼りになります紅音ちゃん。

哀曰く「当たる気がしない」拳法家相手でも連撃当たり前。拳法家、強いなー。

 

光の訓練報告。うわ、技火伸びてない…! 嵐の隔世遺伝か?! そこは似なくて良いんだよ(涙



 

9月。交神の儀



紅音ちゃんは、R水月の娘として、家訓に従い「鹿島中竜」さんのところに行って貰いました。

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養子さんお迎え2ヶ月目(1025年12月~)

さていきなりですが。

水月家、大江山越えます!! いえ実は、嵐の代で越えるかどうしようか迷ってたのですが、嵐は思うとこあって「越えない」決断をしました。
(このへんは嵐や炎の手記で、本人達に語らせますのでしばしお待ちを……!)

 

あ、アレ?お猿さん解放された。何だろ、打倒回数かな。



我が家の紅一点に危険な前列なんてダメ! という訳で、男の子に前列張ってもらいます。



「僕の弓で、動きを封じるから、アイツが寝たらみんな宜しくね」

という訳で遥が木霊の弓で攻撃。くららなんてなくても…!





命中させて、ホントに眠らせてくれました。

ああっ、スクショのタイミングまずった!! 紅音ちゃんの飛天脚がこの後朱点に見事炸裂。あっちゅー間に赤鬼打倒。



ま、まぁ飛天脚で下着が見えてもいけないし? 娘に対する配慮ってことでー!!

いやまさか、飛天脚一発で片が付くとは思ってなかったんだよ…あっさりモード恐るべし。

 

大江山越えて翌年1月。セーブしないでこのまま進む。



透けなくなった黄川人が何か言ってます。

が、そんなことより「赤火のうちに奥義の指南を取れるかどうか」が問題なんだよ!!

走竜の薙刀と名弓不知火は、取れたらラッキーぐらいの感覚で。

 

あれ? 条件なんだっけ。赤羽根さんが天界へお戻りに。





やるじゃん遥!! 弓奥義三つ目!

スクショとるの忘れましたが、扇の指南書も無事ゲットできました。残念ながら、嵐の追剥体質は受け継がれなかったので赤火頼みですが、やるときはやる子の遥です。

 

しかし、帰宅と同時に悲しい別れが待っていました。



そうです。15代当主・炎(紅音ちゃんの義理のお父さん)が天に召されました。

うわーコレ絶対、紅音ちゃんに言ってたんだよ…!(詳細は診断メーカー元ネタのダイブ事件参照。…ってまだ描き上がってないけど)



うん。炎の能力は頼りになるからねー。祀ります。新当主は、歳の順で浪に。

とここでプレイヤー気がついた。

……時期的に、紅音ちゃんのお相手になれてしまいます(汗



ですが! 紅音ちゃんは、この時点で「ホントの娘」になってたので、ソレはなしで。イツ花ちゃん情報によれば「風の神にご執心」らしいし。

ご実家とも相談させて頂いたのですが、「鹿島縛りを活かしてください!」とのコトだったんで、

R水月家の娘として、紅音ちゃんのお相手は鹿島様に決定。

 

1025年2月の交神は、歳の順で雹なんですけどね(苦笑)



 

1025年3月。御前試合へ!

哀、君もか……こんなとこまで炎に似なくて良いんだよ(苦笑



 

御前試合の景品適当に貰って帰宅。

1026年4月、雹の息子が来た。わ、Saikiさん家の平樹良平さん、うさぎさん家の宮城泰司さんと同グラじゃんか!



侑の代から気になってた紙防御も、まあ侑のときほど酷くない気が。

よし、打たす気無かったけどこれもきっとご縁だ! というわけで特注剣打っちゃおう!

というわけで、誠の訓練は新当主・浪が引き受けて、4月5月は相翼院へ行ってもらいます。

 

なんか天女の小宮の前の象さん動いたんですけど!!





黄川人がまた何か言ってます。

山女さん解放! 初代の家訓に従い、「男神は放っておいても良いけど女神はきちんと解放すべし」なので。

異説・片瀬家の系譜<番外1>

無限空間の黒。
天も地もわからない空間に、巨大な水鏡が設えられている。
水鏡の前に立つのは、水浅葱色の髪に琥珀の瞳を持つ――運命の一族の始祖。

「嵐。いるのだろう? すまないが手を貸してくれ。君の力が必要なんだ」

「はいはい居ますよー。……で、何ですか初代様ー?」

りん、という鈴の音と共に、深緑の髪に羽飾りをあしらった青年がどこからともなく姿を現す。

「俺が此処にこうしている間、透ちゃんてばスヤスヤ寝こけちゃってるワケでー。
こんな頻繁に、俺を呼び出してて大丈夫なの? 初代様」

魂の奥津城に、生きている者は出入りすることが出来ない。
高羽透の命数は未だ尽きて居ないので、この場所に現れるとき――透は必然的に「嵐」になってしまう。

「問題ない。我々の体感として時の流れがあるように感じるだけで、現世での時間は止まっている」
「成程。……ってか、俺さぁ? 今更だけど、アンタのこと尊敬しちゃうなー。そんな過酷な役目、よく引き受けたよね」

永劫にも感じられる時を、血を分けた子らを何度も何度も見送るなど正気の沙汰では無い――と嵐は評する。

「……だから私は選んだのだよ。人ではない、永劫の時を生きる者を――共犯者としてな」

目を伏せ、穏やかな静謐をたたえた表情の水月初代を見て、反射的に嵐は「しまった」という表情を浮かべる。
が、水月初代が再び視線を戻す前に、表情を取り繕うのは忘れてはいなかった。

「――私のことは良い、本題に入るぞ。
すまない嵐、君にはまた異国を旅して貰わねばならんのだ」

「嫌だなーって言ったら、どうなっちゃうのかナー?」

「君が本気で嫌なら、無理強いはしない。
私が先方に断りを入れれば済む話だからな――ただ」

水月初代は妙に歯切れが悪い。
短い付き合いでは無くなって、嵐にもなんとなく予想がついてしまった。

「天来の娘たちが、嘆き悲しむことになるだろう」

「はー……しょうがないなあ。
可愛い女の子のためなら断れませんー! で、今度はドコに行けばいいワケ?」

「片瀬の家に。――きついぞ」

「あんたがそう言うってコトは、よっぽど過酷なんだろうねー。……片瀬初代って、美人?」

「いや、男だ。面影は……そうだな。君と生前とても仲の良かった、侑に似ている」

「やっぱ断ってイイ?」

運命の神様というものが居るのなら、洒落が強すぎていっそ悪意すら感じる。
が、此処まで来ると逆に笑えてくる――と嵐は苦笑した。

「――すまんな、凛音殿。我が力及ばず、君の一族の助けになること、叶わず……だ」

嵐と向き合い、背を向けたまま呼びかける水月初代の言葉に応えるかのように、水鏡の水面が揺れる。

「いえ、良いんです。
――三つ目の呪いを回避する方法は、既に見つけてありますから」

鏡の向こうから響くのは、少年独特の高く済んだ声。
水月初代が鏡の真正面に立っているので、衝立のようになって、嵐には少年の顔を見ることが出来ない。

「三つ目の呪いって何だよ。そんなモノがあるなんて俺、聞いてないぜ」

「我々の一族には無かった呪いだ。
君が知らないのも無理はない――天来の家ではな、『男児は全て、生まれて一月も生きることが出来ない』のだよ」

「私は、天の助けにより一年と数ヶ月の命を得ました。
しかし――男にしか効力の無い呪いなら、女児のみを授かるように交神の儀を執り行えばよいのです。
ただ……それだけのこと」

「そんなことが可能なのか?」

「あ、こら! 嵐――凛音殿の顔を見るな」

色々と衝撃が大きすぎて、嵐の口調から軽口を叩くだけの余裕が消えている。
思わず身を乗り出して、水鏡の向こうに居る凛音に近づこうとして、水月の初代に阻まれそうになる――が。

水月初代の制止は僅かに間に合わず、嵐はしっかりと『異国の始祖』の顔を見てしまった。
現れた面影を見て、嵐は零れ落ちそうなくらいに目を見開く。

「遥?!」

「嵐殿、ですね? お初にお目にかかります。
私の名は『天来凛音(アマキ リンネ)』。あなた方と異なる国の、運命の一族の始祖……です」

金糸雀色の髪に向日葵色の瞳を持つ少年――異国の『運命の一族の始祖』だという少年は、嵐にとって、侑以上に縁の深い面影を宿していた。
ふわふわとした少し癖のある髪を、切りっ放しにしたような髪型に、ぱっちりというよりはくりっとした目が印象的な、愛らしい少年。
嵐によく似た、風の守護が現れた髪色が自慢だと言っていた息子――遥に、生き写しだった。

「――初代様……だから、『凛音さんの顔を見るな』って、言ったんだな」

他人だとわかっていても、黒蓉によく似た面影のある忍を見捨てられなかったように。
凛音の面影に遥を見出してしまえば――同じように、嵐は凛音を見捨てられる筈が無い。
ならば最初から、凛音を使えば嵐に頼みを聞かせることなど容易い――しかし、水月初代はそれをしなかった。

「はは、何つーか……俺も遥も、よくよく『養子縁組』に縁があるのな」

水月家で嵐がその生涯を閉じた後、是非にと望まれて遥は異国へと渡った。
美しく強い姉達や、元気いっぱいの可愛い妹に囲まれて、異国の遥も幸せそうだった。
水月の家も、養女に迎えた紅音が呼び水となったのか……今では念願の女児に恵まれている。
覚悟を決めた嵐は、水月初代の琥珀の瞳を正面から受け止めた。

「行くよ、片瀬の家に。――でもその前に、いっこ訊いてもイイ?」
「何だ?」
「片瀬の初代サマは、何で俺をお望みなワケ? 悪いケド俺、男相手にどうこう……は正直御免被りたいな」

恐る恐る、といった面持ちで問う嵐に、心配するなと水月初代は微笑んだ。

「稚児というわけではないから安心していい。今回送り出す君は、成人男子の姿だからな。
――『運命の一族の始祖』のみが、此処『魂の奥津城』に出入りできることは、君ももう理解しているだろうが」

「あ、そういやそうだっけ。ん? ……でも、だったら何で、ココにその片瀬初代が居ないワケ?」

納得しかけて、嵐はふと気がついた。
そもそも片瀬初代がこの場に居れば、話はもっと単純だっただろう。

「片瀬の『氏神の社』から、3柱の氏神を天来の社に移す儀式の準備に入っていてな――今、此処に姿を現すことができないのだ」

「成程、交換条件ってワケか。
――つまり、天来に氏神を分社する交換条件として選ばれたのが俺――ってことでイイのかな?
……って、俺って神様三人分?! マジでー?!」

女性の前だとつい見得を張ってしまう嵐だが、さすがにそれは過大評価では無いのかと目を見張る。

「ああ、2柱はどちらかというと、君と炎が幸せな生涯を過ごせたことへのご恩返しのようなものだ。
――まぁ、私も正直……奉納点3万点台の氏神と、君とで釣り合いが取れるのかは少々疑問ではあるがな」

「能力で言うなら間違いなく、炎ちゃんとか遥の方でしょ? 何で俺?」

「『かの神を殴る役割は自分がやる』と君が言っていたのを聞かれてしまってな――それを、片瀬の家で叶えて欲しいと。透の魂を持つ――君に」

「――成程ね……そりゃ、確かに過酷な道程ですコト」

道理で止めようとするわけだ――と、嵐は水月初代に困ったような笑みを返した。

「初代様、もしかして結構過保護だったりする? ――ってか、信用がないなあ、俺。
嵐ちゃんってば、『やるときはやっちゃう子』ですよー?」

「馬鹿者。かわいい子らを、死地に放り込むと解っていて胸を痛めずにすむ母がいる訳が無かろう」

「ありがとう初代様。――その言葉だけで、充分な贈り物だよ」

贈る言葉ではなく、きっと初代の本心なのだろう。嵐にはそれが少し、嬉しかった。

「――嵐。君は決して、ひとりでは無いのだぞ。それを決して、忘れるな」

何やらいたたまれなくなった嵐は、口元に手を遣り、ふいと初代から顔をそらす。

「もし叶うなら、黒蓉ちゃんにゆっといてー。『長く待たせることになっちゃって、マジでゴメン』って」

「断る」

取り付く島も無い切り捨てるような態度に驚いて、俯きかけていた顔をあげると、気丈に微笑む水月の始祖と正面から目が合った。

「『やるときはやる』子なのだろう? 君は。
――細君には、自分の口から伝えるのだな。君の旅した、長い――長い物語を。時間は、幾らでもあるのだから」

「ん。っじゃ、行って来ます! あ、そうだ初代様。アレやって、アレ」

水月の始祖に背を向け、新たな世界に旅立ちかけた嵐は、ふと思い立ったように振りかえる。

握った拳を、初代に向けて差し出す。

「見送りの祝福の言葉は――不要か」

嵐の意図を理解した水月初代は、自らも拳を握り、嵐に応えた。

コツン――拳の上に軽く一回。
コツン――拳の下から、軽く一回。
コツン――拳と拳を正面から、軽く合わせる。
掌を開いて上に――ぱあんと、手と手を打ち鳴らす。

透の魂は再び「嵐」として、水月とも宮城とも違った想い出を得ることになったのだった。

→片瀬家の系譜・番外1 第2幕へ

紅蓮の親子

その日、R水月家は浮き足立っていた。

かつての問題児・嵐の悪行がきっかけとなり、縁結びの神社に詣でたご利益で、このたび目出度く当家に養子を迎える運びとなったのだ。
もっとも、神社に縁結びを願った嵐本人は既に他界し、この場に居ない。

「むさっ苦しくて死んじゃいそー。ああ神様、男ばかりのあばら屋に、どうか可愛い女の子を! 可憐な天使を我が家にお授けください」
と、足繁く通った嵐の願いも空しく、彼の存命中に授かったのは男児ばかりだった。
弓使いの跡取りとしては『剛鉄弓を活かしたい』とも言っていた希望が叶ったので、これはこれでよかったのかもしれない。

しかし、問題は家訓の方である。

『鹿島様の席次を上げよ』――男ばかりの家では、かの男神を交神の儀に降ろすわけにもいかず、いまだかの神の席次は4代前の当主・咲羅の代から変わり無しだった。

そこでこの度、他家から新しい血の力を当家に加える強化も兼ねて、養子縁組をすることになったのだった。

「当主様と遥(ハル)君は、養子に来る子の顔、見たんだよね? オレと同い年なんだろ? かわいい?」
「ああ、うん。元気いっぱいの、当主様みたいな紅蓮の髪色がきれいな女の子だよ」

髪の色が自慢だというだけあって、遥は相手を褒める時も、目がいくのは髪らしい。
最年少の哀(アイ)は、妹ができると大喜びだ。

来月には、もうひとり……先々月の交神の儀で授かった子供が家にやってくることになっている。

「こら、サボってないでしっかり掃除しなさい。遠い異国からはるばる旅をしてきてくれるのだから、失礼のないようにお迎えしなくては」
「そうだぞ。男所帯の埃まみれを許容してきた、これまでとは訳が違うのだからな」

炎がやんわり息子を窘めるが、ハタキを片手に持った初代が後ろから顔を出すと、思わず皆は背筋を正す。

二つの呪いをその身に受けた一族の始祖。
とうの昔(といっても、京の街の人間からすればほんの数年前の出来事に過ぎないが)に天に召されているのだが、
他の者と違い、一族の始祖として生を受けた者は……あの世へ旅立つことも、生まれ変わることもできないらしい。
始祖本人が、あまりにあっけからんとしているので、一族の皆もそう深刻に捉えなくて済んでいる。

始祖曰く「早い話が『成仏できずフラフラしている暇な先祖』というわけだ」とのことだが、きっと何か事情があるのだろう。
本人の言を信じるなら『暇だから』ということで、初代は一族の祝いの席や葬儀など、節目の出来事には必ず顔を出していた。
そして今日も、例に漏れず、養子縁組の成立を祝う宴の準備を手伝っているのだった。

「可愛い子らの晴れの日は祝ってやりたいからな。縁組や結魂が決まったときは、私からも祝いの言葉を贈らせてくれ」

以前、嵐と炎を養子に出したときと同じように、遥もまた、初代の祝いの言葉を胸に旅立った。
――もっとも、遥の場合は「目の前で分身を作りだす」という度肝を抜かれる出来事がついてきたのだが。

嵐たちを送り出したときと違い、そこそこ時間が経っているはずなのに体が透けない所をみると、
どうやら分身を作り出すのは初代にとってさして負担になる術ではないらしい。

遠き異国――矢楽家に旅立ったのは分身の方の遥なので、こうして遥は変わらずここにいるというわけだ。

「当主様、養子ってどんなカンジなのかな?」
「そうだな……おれは、嵐ちゃんと違って生きとるから、『魂の奥津城』へ行く事はできひん。知りようが無いわ」
「ふうん、そうなんだー。っていうか、当主様、言葉」
「うわー! 紅音ちゃんが来たときドン引きされんように、気ぃつけとかんとなぁ」

当主に指名されたとき、嵐に言葉遣いを改めるように指摘されて以来、極力きちんとした口調を心がけているのだが、
炎はごくまれに、京の下町というよりは浪速のあたりに近い訛りが出てしまう。
前世が関係しているらしいが――本当のところどうなのかは、神のみぞ知るところだろう。

遥に指摘され、がしがしと髪を掻きながら、炎はふと玄関を見遣る。
イツ花が慌てて駆けていくところを見ると、どうやら待ち人が来たらしい。


張り切る初代の手伝いもあり、ピカピカに磨き上げられた家。
朝からイツ花と、浪・雹が腕を振るってくれたお陰で、歓迎の肴も準備が出来たようだ。

「紅音(アカネ)と申します。この命果てるまで、R水月家のために働かせていただきます!!」
「なんと……愛らしい……!」
「わあ、可愛い。うちは男ばっかだから、紅音ちゃんみたいな元気な妹ができて嬉しいな。これからよろしくね」
「紅音さん、これからよろしくお願いしますね。こちらは哀。私の息子ですから、紅音さんとは兄弟になりますね。仲良くしてやってください」
「うん! あたしも弟ができて嬉しいな!」
「え、オレが弟なのか?!」

妹が欲しかった哀は、ほんの少しだけガッカリしているようだが、紅音が嬉しそうにしているので、紅音が姉・哀が弟ということで当家の序列は決まった。

「ごめんね、紅音ちゃん。見ての通り、うちは男所帯だから色々と至らないこともあると思うけど……何か困ったことがあったら、イツ花ちゃんでも初代様でも、遠慮なく呼び出してくれて良いからね」

口調はやんわりしているものの、忌憚無い物言いは、海から浪にしっかり受け継がれてしまったらしい。
もっとも、初代本人は全く気にしていないどころか、久々の女子の来訪で蔵の着物が活かせると大喜びしている。

「おっといけない、忘れる所だった。紅音、遥、こちらへ」

初代に手招きされ、二人が近寄ると、初代は小さな守り鈴を取り出した。

「神社の守り鈴なんだが、巫女さんに『お子様にお渡し下さい』と言われたんだが、どちらも可愛くて私には決めかねてな。
どの形を選ぶか、君たちが決めてくれないか?」

守り鈴は、金に羽をあしらった揃いの福鈴と、男性用と女性用で意匠の異なる鈴の二種類があった。

「わ、可愛いね。これ、僕たちが貰っていいの?」
「わあ、可愛い! どうしようかな。すずらんの形も可愛いけど、それだと遥にいちゃんのは形違うんだよね?」
「そうだねー。紅音ちゃんとお揃いにするなら、こっちの羽の付いたのも良いんじゃないかなあ? 羽って、元気いっぱいな紅音ちゃんによく似合うと思うよ」

お揃いにしなくてはいけないという決まりがあるわけではないので、紅音にすずらん鈴、遥に男性用の銀鈴でも良かったのだが、せっかくのご縁だから……と、遥は紅音とお揃いの羽をあしらった神鈴を選んだ。
初代から受け取った鈴を、遥は紅音の髪に編みこみ、自分の分は帯に留める。
嵐と違い、髪飾りをつける習慣のない遥にとっては肌身離さず身に着けるには、帯止めの方が向いている。
鈴を渡したところで、初代はまた常世の国へと帰って行った。



新しく一族の子供を迎え入れたときの慣わしで、一同はぞろぞろと連れ立ってなじみの幻灯屋へと向かった。
ほぼ真ん中に炎。右隣に遥、浪、雹。紅音の隣は皆が並びたがったが、ここは当主と義兄弟の哀が並ぶことになった。
今は十一月だが、待望の女の子を迎えたお祝いも兼ねて、少々値は張るがかわいらしい薄桃の「ひなまつり」枠を選ぶ。

「はいどうぞ。紅音ちゃんの分」

幻灯は何枚かまとめて刷られるしくみなので、記録として残す分と、当主が手記に貼る分の他に、記念撮影した一族の皆にも一枚ずつ配られることになっている。

「うわあ! イケメン!! イケパラー!!」
「い、池?」

帰宅して、出来上がった幻灯を箱に収めようとしていた炎の手元を見て、紅音がキラキラと目を輝かせている。
よくわからないが、以前撮った幻灯が気に入ったらしい。
先々代の当主・侑は、幻灯を墓に持っていく性分では無かったので、生前侑が持っていた幻灯が一枚余っていた。

「こんなもので良ければ、紅音さんにも一枚差し上げましょうか?」
「本当? わーい! ありがとう、当主様!!」
(……かわいいなぁ。嵐ちゃんにも、会わせてあげたかったな)

まだ少し、お互いぎこちないけれど。
いつか自分と紅音も、嵐と遥のような親子になれれば……と願う。

元気いっぱいで、溌剌とした笑顔の似合う養女を前に、来月から来る浪の子供とともに、強くまっすぐに育ってくれれば良い――と、炎は思った。

養子さんお迎え1ヶ月目

というわけで出陣。
人数の関係で雹はお留守番。

紅音ちゃんも哀も初陣だから後列に。

……嵐に続き、遙も弓使いで前列立ち(笑)です。なんか、侑の紙防御が雹にもしっかり受け継がれちゃったから、遙も基本前列立ちなんだよね。

弓は後列からの方がクリティカル確率あがるみたいだから、ホントは後列に下げたいんだけど。

つかウチ、思いっきり剣福さんの特注剣が泣いてます。うーん、次に来る剣士家系の子、素質次第では特注剣打つの見合わせようかなぁ。

能力値考えたら剣士家系と弓家系をトレードした方が良いんだろうケド、連弾弓絶やしたら親玉に勝てる気がしない(汗)。


 

デビュー戦ー♪





紅音ちゃんが奥義を作ってくれました!

養子て奥義は移動しないんだけど、パラメ足りてたら養子に行った先でレベルアップしたら奥義作ってくれます。

紅音ちゃんの名前がウチでも受け継がれていきますよー♪

拳法家、使ったことなかったけどとび蹴りと三連撃が超カッコイイ。女の子だから元気いっぱいでカワイイんだよ(力説)

というわけで、新たな家訓が追加されました。

 

「拳法家は、女子に限る」

→養子さんお迎え2ヶ月目~に続く

養子さんをお迎えしたよ!

過去にフォロワーさんが発案下さった縁組募集に参加させていただき、養子さんをお迎えしました!

某家の紅音(アカネ)ちゃんを養女にお迎え。で、うちからは遙(ハル)を送り出しました。

お二方様、素敵なご縁をありがとうございます!

※2015.03.17 加筆修正。事情により一部の他プレイヤー様のご芳名を伏せさせて頂きます。
 

えと、縁結び関係のプレイログはプレイヤーの「素」で行きます。

当主の口調よりそっちの方が私の生の感情伝わりやすいし書くペースも早いので(笑)

各家の初代と、プレイヤーの性格が大幅にかけ離れてるのが、ご覧頂いている皆様にも良くお分かりになるかと存じます。(だから何だ)

というわけでウキウキでPSP起動ー。

 

※スクショの一族名と当主名に修正入るのは「本名プレイの宿命(笑)」としてお許しください。

 



かーわーいーいー!

ツインテの赤髪で拳法家女子。拳の指南拾ったばかりでうちにはまだ拳法家いなくて、どうしようかなーと思ってたとこでした。

文字送り鬼のように遅かったんで、「紅音ちゃん、もしかしてめっちゃ緊張してへん?」と思いました。

イケパラ(注:イケメンパラダイスの略)を期待して我が家に来てくれたんだけど、紅音ちゃん好みのイケメンいるかなー(笑)

強心風が多いから、どっちかっつーとR水月家はイケパラというより「不思議っ子空間」のような気が。

炎とか、あの顔立ちで「前世は芸人」だし(笑)

 

歓迎の宴会の様子は、後日書き下ろそうかと思います。

あと、うち「鹿島さん縛り」あるけど、養女さんに限ってはその縛りを外しても良いかなーと思ってたり。(親御さんの意向があれば尊重したいので)

 

可愛い女の子がきてくれたのでさっそく記念撮影です!パチリ。



かわいい!やっぱ女の子はピンクのフレームが似合うなぁ。

髪色が同じ火の守護カラーだから、炎と並ぶとホントの親子みたいだねー。(養子は当主の子供扱い。現当主は炎)

……診断メーカーで炎にダイブしたのって紅音ちゃんじゃないかなぁ。あの炎の口調、どっか他人行儀だし。

(→診断メーカーの結果。寝ているR水月炎にダイブしてみた!迷惑そうに「どうかしましたか」って言うから「寝れない…」って呟いたら、苦笑いしつつ「可愛いなぁもう!」となでな でしてきた。 http://shindanmaker.com/188803? )

 

あと、忘れてましたが、左端の水髪の子・哀(アイ)と紅音ちゃん、同い年でした。

遙が歳の近いお兄ちゃん、哀はなんとなくのフィーリングで同い年の弟ってトコかなぁ。

 

オマケ。

紅音ちゃんお気に入りの過去幻灯(笑)。

記念に撮った幻灯を箱にしまおうとしてたら、先々代の撮った幻灯見て紅音ちゃんが「イケメン! イケメン!」と目をキラキラさせてたので、紅音ちゃんにも一枚あげることにしました。



→紅音ちゃんお迎え後・2ヶ月目へ

天来家プレイ記録 2ヶ月目

さっそく縁結び。神社に参拝して、宮城家から風早さん(神名:魔神宮城様)を分社していただきました!

※以前、相互フォロワー限定で縁結びサービスをされていたプレイヤーさんがいらしたのですが、現在はサービス終了されていること及び、その他諸事情により縁結びサービスをされていたプレイヤーさんのご芳名とサイトへのリンクは表記をはずさせて頂く事に致しました。
その節は大変お世話になり、ありがとうございました!

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