◆一族について
一族の年齢(外見年齢と成長、精神年齢)
◇外見(肉体?)年齢
家に来たとき(0ヶ月の段階)で、外の人間でいう7歳。
初陣(2ヶ月目、訓練終了時)で12歳。
元服時(8ヶ月目)17~8歳前後。
元服後は老け顔(笑)だったり逆に童顔だったりで外見年齢はまちまち。
「人物紹介」のところにある「外見年齢」というのは実際の肉体・精神が何歳というのではなく、「街の人達から見たら大体このぐらいに見える」という 年齢です。
ちなみに(こんなところでなんですが、)水月家の初代が若作り(16歳。見た目美少年(笑)なのに口調年寄り)なのは個人差によるものなのですが、 鷹羽家の時雨が成長しない(元服後も外見12歳のまま)のはふたつの呪いとは別の呪いにかかっているからです。
昔は元服つったら15ですが……やっぱその「交神の儀に臨んで大丈夫な年齢」というところから、だいたいこのぐらい、ということにしました。
来訪時に7歳というのは、「子供は7歳まで神様」という、地方の民間信仰(というか俗説?)からきてます。
(ちなみに「一族の誰かを神様として勝手に街の人が祀る」というのも日本の民間信仰というか、多神教の宗教観から。
・・・日本人はどうも新しい神様を勝手に作って祀ることに対してあまり抵抗ないようですし。
(↑某所で「ファイナリストの命(社交ダンスの神様)」という神様が祀られてるの知ったときマジで驚きましたよ!(笑)。ちゃんと御神体というか、御霊を祀った祠も作ってあったし漢字で御芳名(御神名?)の書かれたお札まであった・・・)
もともと怨霊だったのを鎮めて神様に祀る(つまり、1回自分たちに災いを与えた者を崇める)とか、 元はただの道具だったり動物だったり人間だったりするのをそれ自体を新しい神様として祀り、信仰するようになる――という、日本の宗教観って他の国の方 からすると変わった事に見えるようですね)
あと、神様のところからすぐに子供が来ないのはやっぱ親心というか……(笑)。一族だけでなく、神様の側にも 子供と接する時間をあげましょ―、という配慮。
赤子に巻物や指南書は読ませられないし、短い命の時間をただひたすら戦うためだけに生み出された存在であるからこそ、戦いから離れられる時間があっ ても良いのではないか……という考え方です。
だったらなんで一族ではなく神様と過ごすのか。
それはやっぱり、一族に子育ての時間は無かろう、というのと、変化を失った天界に変化をもたらす、 という意味もあったりするのですよ。
以下、ネタバレ含むので別窓で失礼します↓ 続きを読む
ちなみに鷹羽家と高千穂家は「表」と「裏」、つまり同じ時間(歴史上) にある別々の流れなので、一族の成長なんかは同じです。
水月家は別の世界(別の歴史)上での存在なので鷹羽や高千穂の家との関わりはありません。
一族の成長具合なんかだいたい同じですが。