#ふぁぼされた数だけ自分の創作環境について語る見た人もやってくれ
見ちゃった(●˘͈ ᵕ˘͈)(˘͈ ᵕ˘͈●)— 水月(minatsuki) (@w_minatsuki) September 14, 2022
デスク周辺はこんなカンジです。ipadで絵を描かんのかい! …この子、第5世代なのでapplepenchil非対応なんですよね。てことで、もっぱら資料を表示させたり、トレス台代わりに使ったりしてます(せっかくのipadを一体何に使っているのだか……)
中央のくまモンの絵柄のパレットはメイン2、右側のMeeDENパレットがスタメンの絵具が入ってる透明水彩パレットです。
このほかにメーカーごとに纏めてたりするパレットもあるけど、よく使うパレットはメーカー混在。
1.下描き:基本は紙。マルマン図案スケブに色鉛筆でラフ描いて、2Bのシャープペンで線を決定していくカンジ。
デジタルでラフから描くとき:下書き用のレイヤーは、マーカーツールのベタ塗りペンでざくざく描く。ある程度イメージ固まったらレイヤーカラーで色変更してレイヤーロック。
別レイヤーをラスターレイヤーで作って、アニメーター専用リアル鉛筆にペンを変えて下書きの線を決定。下描き線が決まったらレイヤーカラーで色変更してレイヤーロック。
ラフレイヤーを非表示に変えて、下描きレイヤーの上に線画用のベクターレイヤーを纏めるフォルダを作って下描き完了。
2.線画:よく紙を手で擦ってしまいインクや鉛筆の黒鉛で紙が汚れるのが悩み。最近は手が汚れないクリスタで描くようにしてる。
ペン入れ(アナログ)つけペン+リキテックスリキッドor開明まんが墨汁。
ペン入れ(クリスタ)ベクターレイヤーに描く。アニメーター専用リアル風鉛筆/ベクターレイヤー特化型Gペン。ブラシサイズは5~8。場合によって12。
ただし描きながら「線幅修正」で太くしたり細くしたりしているのでブラシサイズはあまり参考にならない。
ペン入れ(イラレ)ペンツールでアンカーポイント打って、ハンドルでカーブを調整してオープンパスで線だけ描いていく。
ある程度線を書き終わったらクローズパスに変換してから線の強弱をつけて線画完成。
イラレ線画のやり方は以前纏めてたのがあるので一応、貼っておきます……。
デジタルでなんかわかりやすいの残ってないかなと思って漁ってみた。
1枚目ラフ
2枚目線画。
線画企画の頃なんでかなり古いけど。一応これ線画が完成形なので…
あと結局ラフは紙というw pic.twitter.com/5ZzhaT1AEK— 水月(minatsuki) (@w_minatsuki) September 17, 2020
3.デジタル環境:Win10デスクトップ メモリ32GB モニター27インチ。購入時、キャンペーンやってたので初期値16GBだったメモリを倍にした。
流石に持ち運びはできないけど動作は快適。しかしペンタブはWin7時代から使ってるので小さい。板タブにコピー用紙貼って使ってる。
左手デバイス? 無いよ! PCがbluetooth/wi-fiともに非対応なのでキーボードに適当にショトカ振ってる。
ソフトの遍歴:線画アナログ+塗りphotoshop→線画painter+塗りphotoshop→illustrator→クリスタ
周囲がSAIに進んでる時期にPainterちょっとだけ触ってイラレに進んだカンジ。
SAIは使ったことない。
Photoshopは絵を描くためのソフトというよりは画像加工・編集ソフトなので、キャンバスをくるくる回しながら描く、という方法には不向きなんですよね。
その関係で、photoshopで塗りをしていた時期は線画はアナログか、キャンバスを回転できるPainterで描いてました。
クリスタは線画と塗りと両方できるのでお絵描きソフトとしてかなり優秀。
(しかし最終的に色調補正や加工になるとPhotoshopも手放せない)
余談ですが2012年から2018年くらいまで、アナログ絵かAdobeillustratorの塗りに偏ってたのは、WinXP~Win7時代はお絵かき用ではない安価なノートPC使ってたので、お絵描きソフトの動作にPCが付いていけず、しょっちゅうフリーズしてたからです。
ドロー系のイラレは動作が軽いし下手したらマウスだけでも色塗りできるので、ペンタブは「机の空きスペースに置ければ良いか」くらい。
そして使えるものを買い替えるのは勿体ないし…ってことで今でも小さいペンタブをそのまま使ってます。
iPadにガラスフィルム貼って直書きした時の書き味が「あまり好きではないな」と感じたので、デジタル作画を液タブにすることは無いと思う。たぶん。
4.筆/ブラシ:クリスタのウェット水彩/リアル水彩2色/水彩ムラ強/まったりなじませ/入り抜き水彩あたりがメイン。レイヤーモードは乗算。
紙で塗ってるときは、アクリル絵具使用時:サクラ画筆の2号~6号くらい。アクリル絵具使用時、筆は傷みやすいので安いナイロン筆使う方が向いてる。
透明水彩:は0号~4号くらいの丸筆。馬毛筆が使いやすい。良いお値段するけど、SK-Mercuryめちゃ良い。ホワイト入れるときは面相筆。
5.下塗り:デジタルでの下塗りは選択範囲を作る作業…かなぁ。どちらかと言うと、水彩塗りの時は「はみ出しはあとからマスクで隠すか消したらいいや」と豪快にはみ出している。
実画材での下塗りはしたりしなかったりしてるけど、やった方が絵に統一感が出るような気はしてる。最近は線画を溶かす方法も良いなぁと思っている。
6.塗り:めちゃ重ね塗りする。透明水彩よりもアクリル絵具を薄く溶いて水彩風に塗る方が画材歴としては長くて馴れてる。片付けの手軽さは透明水彩の方が優れている。
デジタルでの水彩塗りは、レイヤーの数が一番多いのは線画。色合いのバランスは最終的にグラデーションマップかけて調整してしまうので、ある程度進んだ段階でベースと陰は統合してしまう。
ただしパーツごとに色が違う部分は最終段階でも分けたまま残してある。
7.パレット:透明水彩は沼です!(いや実画材は全部沼だが)一番最初のパレットはホルベイン。18色セットだったので、18色パレット。
買い足した分で小部屋が足りなくなったのでグルーガンで小部屋を追加してホルベインだけで纏めてある。
左上:ミジェロ(パレットに直接色名書いてある)/中央:シュミンケアカデミーICYカラー+クサカベ/右上:ホルベイン
左下:画材イベントのビュッフェで詰めたホルベイン/中央下:スタメンパレット/右下:初期のメインパレット(WN+ホルベイン+シュミンケの混在)
アクリル絵具使用時のパレット:玉子パック(とても優秀)
クリスタパレット:コピック準拠のカラーパレット/自分の透明水彩パレットをスキャンした画像からスポイトでとったカラーパレットを適宜切り替えて使用してる。(※写真は透明水彩パレットの一部です)
8.文章:(絵で言うラフや下書きに当たる作業)ネタメモは紙。ノート+大きめの付箋。エピソードやセリフをある程度ブロックにして、ざざっと流れを書き出す。
途中で「これ順番入れ替えた方がしっくりくるかな」と思ったら付箋の位置を変えてみる。
ある程度流れができたら、文字カウントはしないで思いつくままノートに文字を書いていく。
消しゴムは使わない(あとでボツにしたやつやっぱ採用にしたいときに困るから)取り消し線や矢印での入れ替えだらけで、下書きノートはまあまあ見づらい。
以前は律義に400字詰め原稿用紙を使っていたけど、同人原稿の場合文字カウントは出来てからしたらいいやと考えが変わったので、最近は罫線のみのノート。
9.文章:清書(と公開の準備)テキストエディタ(Terapad)に直打ち。推敲は紙に出して赤ペンで書き込む。最近は紙に出しての赤入れほとんどせず、直接自サイトに貼り付けしてしまっている。
紙の本にするときは紙に出しての赤入れは必ずする。
数年前に作った小説個人誌は、テンプレート部分をイラレで作り、テキストはテキストエディタに入力したものを文字だけチェックして問題なければテンプレートに見開き単位で貼り付けという狂気のような作業をしていた。
同じAdobe製品使うならinDesign使った方が絶対に楽。そもそもイラレは端物作るDTPソフトであって小説本文の版下を作るには向いていない。
wordは使い方がわからないので、wordを使って入稿用のデータを作ったことがない。
10.サイト構築:以前はテキストエディタに直打ちか、DreamWeaverのテンプレート機能を使ってレイアウト+コーディング。
これもレイアウト決めるときは紙。どこに何を配置するかを紙にざっくり書き出して、配色とか決めたらあとはコーディングで画面と決めたレイアウトを一致させていく。
DeramWeaverのテンプレート機能は、「ここは共通」って決めた部分は編集できないようにロックかけられるし、複数のhtmlがある場合もテンプレートを編集したら共通部分は自動反映されるのが便利。
一時期、「いやテンプレートでも良いけど、phpで組んでしまえば自動出力できるんでは?」と、phpコードでほぼ組んで、記事本文に当たる部分だけテキストでアップロードして…とかやってました。
wordpressで管理するようになってからは流石にそれはしていない。
以上、Fav10個分、何とか書き出してみました。
ここまでご清覧下さりありがとうございます! おつかれさまでした!