ホント一瞬だけTLにも置いてたのですが、藍晶はちょっとアレなので、呟きから消してコピペで纏めてました。
色々自分の主観で俺屍っこの心の値について語ってますが、実機のプレイも二次創作も、いざキャラクターが動き出したら当初のイメージと違ったとか勝手に動いたとかよくある話でございます
という、呟きの続きで置いてたテキストです。
例に出すと藍晶なんて、「隠さなきゃいけないと思ってる恋心」が相手に伝わって無いのはひとえに、対象がフラグクラッシャー+鈍い+自分がそういう感情向けられると思ってないバイアスかかってる…と色んな要素が絡んでるので永遠の片想いになってるだけです。
藍晶の心情としては、想い人の足を引っ張ることになってはいけないというのがあるんで、自分の想いがマイナス要因になりそうならそれと悟られないように振舞うことはするけど、恋敵だと認識したら「牽制しといた方が結果的に想い人のみの安全にもつながる」という判断で妨害は普通にする。
恋敵自身の恋心に自覚があろうがなかろうが、邪魔するくらいはする。
そして恋敵自身の自覚のない恋心の芽を、本人が自覚する前に摘む……という行動は結構な頻度でしてる。
藍晶の行動原理って、基本は「好きな人が嫌だと思うことはしない」に尽きるんですよね。
街の人に対して親愛を示すのは、惚れた相手が基本博愛主義というか、誰に対しても平等に慈悲を示すし、なんというか……「一族っ子が他者を傷つける」という行動をとることに対してあまりいい反応しない人だから、という理由です。
ものすごく極端な言い方をしてしまえば、街の一般人は掛け値なしの本音で言えば、藍晶からしたら居ても居なくても同じなんだけど、「自分が大好きで大切な人が大切にしてるから、自分も大事にしよう」ってこと。
ただまあ……藍晶の性格というか嗜好(性癖?)から見ると、多分、自己犠牲や博愛精神が無い人物に惹かれるかと言ったら、微妙。
初対面で外見(髪)がどストライクで一目惚れしたのは事実だけど、じゃあ別人で似た外見の人物に先に会ってたらそっちに惚れてたかと言われたら、藍晶本人は「無い」とどキッパリ否定する。
多分、内面の「傷を抱えつつも己を律する強さ」って部分がけっこう大きいんじゃないかなぁ。
尊敬できる部分もあるし、年上だから自分より優れてる部分は沢山あるんだけど、でもどこか脆い部分もある。
あと、藍晶の「好きな人が嫌だと思うことはしない」っていう行動原理、嫌われたくないという理由ももちろんあるにはあるのですが、どちらかと言うと「それで相手の心を傷つけるのが嫌だから」なんですよね。
まあ実際は藍晶の印象よりは心が強い人ではあるんですけど、藍晶の気持ちとしては「でも、痛かったり苦しかったりは無い方が良いだろ?」って思ってるのです。
藍晶はあれで、「初恋に殉ずる純粋さ」と、「邪魔なものは水面下で排除する狡猾さ」が両立する人物なので、牽制は普通にするし代返任されてるのを良いことに、本気そうな恋文を握りつぶしたりは割と日常的にしてる。
二重人格というのではなくて、「性格の幅」。無慈悲さと人懐っこさが無理なく同居しつつ破綻しないタイプ。私がちゃんと表現できているかは怪しいけども。
そして超どうでもいい補足ですが、藍晶は自分の髪フェチ(サラサラで癖の無い髪質が好き)に関しては完全に無自覚です。
水属性の加護の髪色に弱いのは多少自覚してるだろうけど。ただそれ、本人的にも客観的にも、多分性癖というよりは「面影の投影」なんですよね。