不撓不屈のR水月一族 1019年11月

1019年11月 記録者 3代目当主 蓮

イツ花ちゃんから報告。商業部門への投資が実を結び、お店の品揃えが(多少)良くなったらしい。

おれはもう一月、華蓮の訓練があるから蓉に隊長を任せた。大江山に挑んでみたいと言うから「いいけど絶対無茶はするなよ」と念を押しておいた。
蓉のことだから大丈夫だとは思うけど。

帰ってきた蓉は、悔しそうに
「俺達の代じゃ、朱点を倒すのは無理かもしれないな。門番どころか、その辺をうろついてる紅こべ大将にすら歯が立たない。やはり大江山の鬼は、他の迷宮の鬼と段違いに手強いよ」
と言っていた。

あと、例によって黄川人の話。「僕もあの鬼の呪いを受けてるんだ」って、今さら?! 景色が透けて見えるあの体で何も無いと思うお目出度い奴、そうそういねーよ。
てか、我が家の女性陣の黄川人に対する扱いも大概だけど、あいつもおれ達をどんだけ莫迦だと思ってるんだろうな。何かお互い様って気もしなくはねーな。
ちなみに、七光りの御玉を使って呼び出した我等が父上は、息災らしい。

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