当主について
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◆当主について
当主就任は前当主の指名で決定。
・・・・・・なのですが、指名された人に「拒否権」(笑)があります。分家さんで継いでる人がほとんどいないのはそのため。
◆当主ノ指輪
当主交替の日でなくとも外せます。
大筒士が当主になった場合、「討伐(しごと)のとき危ないから」と、出陣のときは指にはしていません。
弓使いも同様(人によります)
また、2ヶ月かそこらの子供でサイズが合わないという場合も同様。
紐通すとかして首からぶら下げてるのです。
(・・・当主の「指輪」じゃなくて「首飾り」・・・・・・)
このほか、花街や賭場に行くときなんか色々まずいんで、と外して出かけてた、ちょっと素行に問題のある当主様もいたり(笑)。
あと、指輪に宿るのは源太さんの魂のみではなく、初代含めた歴代当主の魂たち。
(ただし氏神になった者は天界に昇るので「指輪に眠る先祖の英霊」には入りません)
このことを知っているのは当主就任者のみ。
指名はされたけど、当主なんぞ継がん! と、拒否権行使してしまった人は知らないまま。
初代が影から見守るというのを選んだ、というせいもあるけどやっぱ歴代当主も「前を向いて歩いていってほしい」という気持ちが強くて表には出てこない 道を選んだようです。
(ご先祖様をいつまでも当てにしちゃいかんよ、助けたいのはやまやまだけど自分たちを越えて欲しいから手は貸さない――と涙を呑んで見守るご先祖)
その気になれば指輪を通じて一族と接触することも可能。
とはいえ、ただでさえ短い時間を当主就任者から奪ってしまうことになるため、鷹羽一族で「先祖憑依」を使った者はいません。
(お互いの相性と意思力の関係もありますが。)
ただし、特定の条件が揃った場合のみ、「先祖憑依」を用いることなく過去の当主の魂を呼び出すことが可能です。
◆当主の特殊能力
『シキ』の力。
■シキとは視鬼、すなわち見えないものを見る力。
いわゆるセカンドサイトとかサイコメトリー。
過去、現在、未来の出来事を垣間見る、姿を隠している鬼を見破る、オーラを見て感情や健康状態を知る・・・・・・などなど。
オーラ感知や穏形の鬼を見破る、現在起こっていることを知ろうとする程度ならたいしたことは無いが、過去や未来を垣間見る方に使おうとするとかなり消耗する。
ただし個人差があるのと、見える人ほど「のぞきみたいで悪いから」といって使わない。
死期の近づいた当主や子供の当主の方が強いのが一般的。
また、視鬼はオーラ感知や穏形の鬼を見破る程度のごく弱い力なら、天性の才能として一般人(ここでいう一般人とは当主以外の一族や、討伐とは無縁の民間人を指します)にもごくごくまれに発現することがある力です。
※確率で言ったらコンマ数パーセントぐらい。
もっともこの手の力は陰陽師になるとか――いわゆる『その道のプロ』になる場合を除き、無い方が幸せな人生を送れます。
あって得するのは陰陽師の他、賭博師や相場師、遊郭の住人なんかが適職かな。
■シキとは使鬼、すなわち鬼を使役する力。
いわゆる式神。
代々の当主にのみ口伝で伝えられる秘術。(つまり訓練さえすれば一族の誰でも使える)
主に当主と、離れている一族の間の伝令に使われる。
どんな姿にするのかは術者の自由なのだが、デフォルトで姿をあらわす折は術者の魂の本質をあらわす ともいわれている。
(8代当主・氷雨は3対6枚の翼を持つ白い鳥、9代当主・藍晶は燃え盛る炎の鳥、10代当主・時雨は炎のように鮮やかな赤い毛並みを持つ大型犬)
↑そのまんまでは目立ちすぎるので、街中で飛ばすときは普通の鳥や蝶に偽装することが多い。
ちなみに高千穂一族は力の強弱こそあるものの「シキの力」は全員持ってます。
以下、2012.9 追記↓
■当主の定義は守護者か、人柱か?
当主は養子に行けない、結魂で他家に子を授けることが出来ない、「当主の指輪」以外を装着できない、忠心がどんなに低くても家出しない……という、ゲームシステム上の「縛り」があります。
そこで、その縛りを設定というか物語的に捉えるとどうなるんだろう? として考えたのが上記。
下記は、Twitterで他の俺屍プレイヤーさん達とお話してて出来てきた設定です。皆さん語りに付き合ってくださってありがとうございます!
守護者=家そのものになって、一族みんなを守る。当主の根っこにあるのは家族愛。
人柱=血に呪縛され、どんなに家と京と天界を憎んでいても選択の余地無く滅私奉公。
うちの場合、「家によって異なる」です。
鷹羽=一見守護者なんだけど、実は人柱。
理由は、「当主就任は本人の希望優先だけど、天界の思惑により京の平安の為に捧げられて呪縛されるから人柱」なんです。
当主になる資質は基本的に「心水の値が最も高いもの」または「一族のことを最も深く愛するもの」であり、資質を満たしていないものは当主の指輪に拒まれる。
当主は前任者の指名で決まるが、指名された側に拒否権があり、どうしても当主になりたくなければ断ることも可能。
継承式は、正式略式に関わらず「初代当主の名・当代の名・次代の名を織り込み、『誓約する』という意思表示」があれば成立。
(つまり言葉による契約)
高千穂=当主は初代当主の「拠代」であるため、文字通り人柱。
鷹羽と違い、当主に指名されたら絶対に断れません。
当主の資質として選ばれる条件は「心の火・技の火・技の風の三つの数値が最も高いもの」で、この数値が高いほど初代透架の魂と相性が良いです。
当主就任後は初代透架が肉体を乗っ取ることになるため、当主就任者本人の人格は眠りにつきます。
継承式は、「当主の間」に次代の候補者が招き入れられ、そこで始めて高千穂家の当主=初代透架の拠代であることを告げられ人身御供に。
高羽=人柱。パラレル鷹羽だから。
明らかに人柱なんだけど、初代から受け継がれた気迫により「守護者」に見えます。
継承式は初代との一本勝負。勝敗に関係なく、初代透といわゆる「拳で語る」イベント(笑)。
水月初代と違い、透はめったなことでは一族の前に姿を見せません。